介護士の腰痛が悪化!退職する人としない人の違い

腰痛対策

こんにちは!

軽度の腰痛持ちの介護福祉士のレン(@renkaigofukusis )です。

 

介護士の代表的な職業病といえば腰痛!

多くの介護士が腰痛で悩まされています。

 

みんな腰痛ベルトを腰に巻いて仕事してますからね。

 

現在介護士として介護施設で働いている方の中で腰痛を抱えている方ってそうとう多いんじゃないですか?

 

私もそこまで重症というわけではありませんが腰痛持ちです。

 

介護士として働いていて、腰痛のために仕方がなく退職したという方も多くいるでしょう。

 

じゃあ腰痛がひどくなってしまうともう介護業務にかかわることができないのか…。

また介護の仕事は好きだけど腰痛がひどくなる前に退職しようかどうか迷っている方…。

 

もし再就職が難しくなる40代以降になって腰痛で働けなくなったらどうしよう…なんて不安も腰痛持ちの方にはあるかもしれませんね。

 

今回は介護士の腰痛事情について記事にしてみました。

 

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腰痛で苦しんでいる介護士ってメチャメチャ多い!

介護士って体に負担がかかることが多いので、少しずつ体にダメージが蓄積されていくんですよね。

 

そこで一番ダメージが蓄積されやすいのが腰!

つまり腰痛を引き起こしてしまう方が圧倒的に多いんです。

 

でも体のメンテナンス(体操やストレッチ)を毎日ちゃんとしていれば腰への負担はかなり軽減できるのも事実なんですね。

 

でもただの腰痛であればまだ改善する余地はありますが、致命的な腰痛の椎間板ヘルニア等を引き起こしてしまうとそう簡単に腰痛を改善することができません。

 

もし致命的な腰痛を引き起こしてしまった場合、とてもじゃないけど身体介護なんてできません。

例えばギックリ腰の状態で身体介護なんて…考えただけでも恐ろしいですw

 

過去に腰痛で働けなくなって退職していった方も何人も見てきました。

 

じゃあ重度の腰痛になってしまった場合、これ以上介護業界に携わっていくことは無理なのか?

 

いえいえ、たとえ腰痛がひどかったとしても身体介護さえしなければいくらでも介護業界に携わっていくことは全然可能なんですよね。

 

腰痛で退職する人としない人の違い

重度の腰痛が出てしまった場合、例えば椎間板ヘルニアとか出てしまうととてもじゃないけど身体介護なんてできません。

 

痛みを和らげるブロック注射を打っている方もいますが、やはりこの先のことを考えると不安になりますよね。

 

じゃあひどい腰痛が出てしまった場合はこの先介護士として働くことが難しくなります。

 

もう退職して違う業種の職業に転職しようかな…

 

でもせっかく今まで介護士として頑張ってきたんだから腰痛のせいで退職してしまうと今までのキャリアがもったいないと思いませんか?

 

腰痛のため退職して違う業種に転職を考えてしまう人はおそらくもう介護職に未練がないという考え方なのかな?って思います。

 

もし腰痛で身体介護ができない状態であったとしても介護業界に残ろうと考えている方は介護業界の中でも違う道を選択していますからね。

 

介護の仕事というのは何も身体介護だけではありませんよ。

 

腰痛が悪化したとしても介護業界で頑張ることは可能!仕事の種類はいくつかある

たとえ腰痛がひどくなって身体介護ができない状況であったとしても、今後も介護業界に携わることは十分に可能です。

 

介護と一言でいっても介護の仕事の種類ってイロイロありますからね。

 

腰痛があっても働ける介護の仕事の種類をいくつか紹介しておきます。

 

サービス提供責任者

サービス提供責任者とは訪問介護サービスの計画や運営をするのが仕事。

介護士の間ではサ責と呼ばれていますね。

基本的にはケアマネージャーが作成したケアプランを基にして訪問介護計画書を作成します。

そして作成した訪問介護計画書がちゃんと計画通りにサービスが提供できるように関わっていきます。

ケアマネージャーとサービス提供責任者の仕事は似ているように思いますが、大きな違いといえばサービス提供責任者はケアプランは作成しません。

 

またホームヘルパーへの介護サービスの指示や技術などの指導が必要なのもケアマネージャーとの違いですね。

 

ケアマネージャーというのは基本的にはケアプランの作成、サービス事業者との調整役が主な仕事になりますからね。

 

サービス提供責任者という名前の資格はなく、もしサービス提供責任者になろうと考えているのなら次の条件を満たす必要があります。

 

・介護福祉士の資格を取得している

・実務者研修修了者

・介護職員初任者研修修了者で介護経験が3年間以上ある方

・看護師・准看護師・保健師

・旧資格であるホームヘルパー1級課程修了者

・旧資格のホームヘルパー2級課程修了者で介護経験が3年以上ある方

 

介護支援専門員(ケアマネージャー)として働く

介護施設では介護士の仕事とケアマネージャーの仕事を兼任して働いている方もいますが、ケアマネージャー専任で働く方も多くいます。

 

というかケアマネージャー専任で働いている方の方が多いですけどね。

 

ケアマネージャーだと基本的にはケアプランの作成や事業所との調整が主な仕事になりますので現場で働くことはほとんどなくなります。

 

ただケアマネージャーを取得するにはやはりある程度の介護経験が必要になるんですね。

ケアマネージャーの受験資格がこちらです。

 

・国家資格保有者で実務経験が5年以上かつ900日以上

・施設などで相談援助業務に5年以上かつ900日以上

 

ケアマネージャーになるには上記のどちらかの条件をクリアする必要があります。

 

もし実務経験が足りないうちに腰痛でリタイアすることになってしまった場合は取得が難しくなりますね。

 

支援相談員・生活相談員として働くことも可能

どの介護施設でも利用者や利用者の家族からの問い合わせや相談にのってくれる方がいます。

 

この相談にのってくれるのが相談員(ソーシャルワーカー)になります。

 

相談員は身体介護を行いませんので腰痛で現場で働けなくなった方でも問題なく働くことができます。

 

入所の相談や退所の手続き、施設案内なども仕事内容に含まれていますね。

 

相談員になるには次の資格を取得している必要があります。

・社会福祉士

・社会福祉主事任用資格

・精神保健福祉士

 

施設長・介護部長・介護主任になる

施設長というのはそう簡単に目指せるポジションではありませんが、介護部長や介護主任
クラスなら施設長に比べるとまだ目指しやすいポジションですね。

 

まあそう簡単に誰でもなれるというわけではありませんが…

 

介護部長や介護主任というのは主にケアスタッフのまとめ役が仕事になりますので、身体介護は行わないことが多いです。

 

まあその代わりプレッシャーやストレスは半端じゃないと思いますが…。

 

まとめ

腰痛のため身体介護ができなくても介護業界に携わっていくことは可能です。

 

サービス提供責任者やケアマネージャー、相談員として働くなら腰痛があったとしても働くことができますからね。

 

まあそれぞれの業務につくには資格取得や条件がありますけどね。

 

腰痛のためどうしても身体介護ができなくなったとしても別の業種に転職しなければいけないというわけではありませんからね。

 

でもとにかく介護士として働くのであれば腰痛予防はしっかりと行うこと!

これが大事になりますね。

 

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