いきなりですが、他人の振り見て我が振り直せって言葉がありますよね。
これってよくできた言葉だと思いませんか?
お前いきなり何を言ってんの?って思われるかもしれませんが、よ~く考えたらその通りだなって思うんです。
他人のいいところはよく見えて、自分のいいところが見えていない状態…
人のいいところを見て自分の悪いところを直せ…
これって介護施設にも当てはめることができるんじゃないですか?
今回は今の施設で働き続けていいのか?
転職を考えているという方に向けて記事にしてみました。
今の施設がイヤという訳じゃなく転職を考えている方
介護施設で働いていると誰もが1度は思ったことがある「転職」。
ブラックな施設で働いている方は当然そういう気持ちが強いでしょうし、ホワイトと呼べる施設で働いていても転職を考えるケースもあります。
良い施設で長く働くと大した問題じゃないのに大げさに考えてしまったり、ちょっとしたことでも不満に感じてしまうというような気持ちになることがあります。
また同じ施設で長く勤めていると訪れる飽き!
毎日同じことをずっと繰り返しているとマンネリしてくるんですよね。
そんな時に考えてしまうのが転職です。
転職して気分を変えようかなぁ…
他の施設はよく見える
実際に転職を考えている時に他の施設の話を聞いたりすると、そりゃ~やっぱりよく聞こえることもあるんですよね。
まあ話を聞くだけで自分の施設が恵まれていると感じることもありますが…。
他の施設がよく見えてしまうと、もう気持ちとしては転職したい!と心変わりしてしまう可能性も大きくなりますよね。
私の施設でもこういう後先を考えずに転職していたった介護士がいました。
結局はまた戻ってきたんですけどね 笑
話を聞くだけでは他の施設がよく見えてしまうんですよね。
給料はこれだけ上がるよ!
休日はこれだけもらえるよ!
実際に転職をしてみると「アレ?聞いている話と違うじゃん…」
これって転職に失敗してしまうパターンですよね。
自分の施設を客観的に見てみる
もし今の施設にマンネリしているのなら一度客観的に自分の施設を見てみるといいですよ。
客観的に見るといってもどうすればいいの?って感じですが、私がしたのは自分の施設の「良いところ」と「悪いところ」をノートに記載していきました。
自分の施設はこういうところがいいな。
こういうところはもうちょっと改善しないとダメだなっていう感じでどんどんノートに書いていったんですね。
ノートに書くことでこれまで漠然としていた良いところと悪いところがハッキリ把握することができて、自分の施設はこういう施設なんだというのを実感することができました。
客観的に自分の施設を見たところで他の施設の良いところが見えてしまったら転職したいという気持ちは変わらないですよね。
かといっていきなり転職なんて無謀すぎます。
そこで便利なのがアルバイトです。
退職せずに介護のアルバイトで他の施設の様子を見る
介護施設でアルバイトを容認している施設は少ないです。
でも現実はどうか?と聞かれるとほとんどの職員がアルバイトをしたり副業をしたりしています。
私の施設でもほとんどの職員がアルバイトをしていますからね。
もちろん施設側としてはアルバイトは禁止です。
なので自己責任でみんなしているわけです。
アルバイトだと今の会社を辞めずに副業として働くことができますからね。
今の施設と他の施設を比較することができますよね。
体力的にしんどい…というなら仕方ありませんが、介護士って夜勤明けを合わせればけっこうな休日になりますので、一般企業と比べるとアルバイトがしやすい環境だと思いますよ。
まとめ
もし今の施設が本当にイヤですぐにでも辞めたいと思っているのなら転職するべきタイミングだと思います。
でも退職を考えている方の中には施設がイヤだというわけではなく、
自分の施設で働く意味が分からなくなった
他の施設も経験してみたい
今の施設にマンネリしている
こういった理由で退職を考えているという方がいるのも事実です。
こういうあやふやな考えでもし転職をしてしまうと、やっぱり前の施設がよかった…と後悔してしまうこともあります。
そんな時は一度冷静に考える時間を持って、自分の施設をじっくりと観察してみてください。
もしそれでも他の施設がよく見えるのなら退職をする前に他の施設のアルバイトを経験してみることです。
そうすれば自分の施設のいいところというのがよ~く見えてきますよ。
アルバイトをしても他の施設がいいと感じたのならその時は転職をするタイミングなのかもしれませんね。