こんにちは!
介護福祉士のレンです。
ある夜勤中の朝型に新聞が届いたのでパラパラって見ていたんです。
その日は日曜日だったので新聞のチラシには求人広告がいくつか入っていました。
その時に求人広告を見て思ったのが、本当に介護施設の求人が多いこと!
もう求人広告の半分くらい介護施設の求人なんじゃないの?と思うくらい介護施設の求人が多いんですよね。
その時はきっとどこも人手不足なんだろうなぁ~と思いつつ、待遇面をしっかりとチェックしている自分がいました 笑
今後どんどん高齢化社会が進み要介護の認定を受ける方が増えてくるので介護士の需要は今後もどんどん増えいくんだと思います。
実際新規で立ち上げる施設も増えてきていますからね。
そうなると今でさえ介護士不足が問題視されているのに、ますます介護士が足りないという状況に!
2019年には介護施設で10年以上働いてる方を対象に国からの手当てが8万円ほど出るって話ですが、これから介護施設で働こうかなって考えている方にはあまり関係のない話ですよね。
この処遇改善でこれから介護施設で働こう!って思える方がどれだけいるんだろ?
長年働いている人には嬉しい話だけど、そうではない人にはあまり響かない感じですよね。
まあ8万円もらえるという話は置いといて、これだけ介護施設の求人が増えているのなら40代や50代からでも介護の仕事を始めようかな?って思う方も多いんじゃないですか?
実際に私の施設でも40代で介護の仕事が初めてという新人さんも多くいます。
40代だけではなく50代の新人さんもわりと入職してくるんですよね。
つい最近も55歳の介護未経験の方が入職してきましたからね。
じゃあ40代や50代の方の介護未経験の方でこれから介護施設で働こうと考えている方が転職に失敗しないためにはどういう基準で介護施設を選んだらいいのか?
介護職への転職に失敗しないためのポイントをいくつか紹介してみたいと思います。
もし介護未経験の方が転職サイトを利用する場合は転職サイトのかいご畑がオススメですよ。
かいご畑は介護初心者の方でも働ける施設を多く紹介している転職サイトです。
初心者の方に優しい転職サイトということでも人気が高いですね。
また介護の資格の取得をサポートしてくれる制度までありますので、働きながら資格を取得したい!と考えている方には最適です。
資格を取得すれば資格手当も期待ができますからね!
40代や50代からでも介護の仕事はできる?
結論から言えばたとえ未経験でも40代や50代からでも介護施設で働くことは全然可能です。
一般常識さえあれば全然普通に働くことはできると思います。
オムツ交換なんてできるんだろうか?
人の排泄処理なんてできるのかな?
こんな心配もあるかもしれませんが、排泄処理なんかは1週間もすれば誰でも慣れてきますよ。
ニオイが気になるんだけど…
全然大丈夫です!
ニオイなんて余裕で慣れますから^^
40代・50代で未経験で介護施設で働くデメリットは?
じゃあ40代や50代から未経験で介護施設で働くデメリットって何かある?って聞かれると次のようなデメリットが考えられます。
デメリット
先輩や上司が年下になることが多い
他の業種と比べると初任給が安い
腰痛があると厳しい
先輩が年下になることが多い
40代や50代の方が未経験で介護施設で働こうと考えた場合、先輩が年下になってしまうということを気にしてしまうのではないかなって思います。
年下に偉そうにアレコレ言われたりしないかな
20代の子とうまくやっていけるかな?
下手したら自分の息子世代の人が先輩ってこともあるのかな?
40代や50代、特に50代の方というのは職場の雰囲気に馴染めるのかというのは気になるところだと思います。
僕は現在43歳で介護リーダーをしています。
僕の上司は介護主任なんですが、主任は40歳です。
とりあえずは主任は年下になるんですが、付き合いが長いということもあり、年下って考えることはあまりありません。
もちろん口うるさくギャーギャー言ってくることもありませんしね 笑
関係は良好ですw
もし私の施設に50代の新人さんが入職してくれば年下の介護主任と介護リーダーが上司にあたるわけですよね。
まあ介護リーダーが上司になるのかは分かりませんが、それでも目上の人になるわけです。
まだ主任や私は40代ですので、たとえ50代の新人が来た場合でもそこまで年齢のギャップは感じないでしょうけど、もし主任クラスが20代だとしたら?
やっぱりどこかやりにくと感じる部分がありますよね。
もしそんな年下からあーだこーだ言われるとやっぱりいい気はしませんよね。
年下だろうと先輩なんだから当然と考えれる方なら問題はありませんが、年下にゴタゴタ言われたくない!って思ってる方はちょっと50代での転職は難しいかもしれませんね。
まあ私は年上の方が新人で来たとしてもちゃんと敬語を話しますし、多くの方が敬語で話しかけてくれるとは思いますけどね。
中には年下だろうが年上だろうが先輩風をふかす厳しい方もいますからね。
他の業種と比べると初任給が安い
これはもう仕方がないことかもしれませんが、やはり介護業界の給料の水準は一般的には低いです。
40代や50代だと家庭を持っている方も多いと思いますが、介護職の給料でやっていけるのかはちゃんと考えないといけません。
まあ介護施設の給料に関しては職場によって全然違うのでなんとも言えませんがね^^;
給料をもらった時に「えっ!?こんな安いの?」ってことにならないためにも働く前にしっかりともらえる給料を確認しておくようにしてください。
「こんなはずじゃ…」なんてことにならないようにしてくださいね。
腰痛があると厳しい
やはり40代や50代ともなると腰痛持ちの方って多いですよね。
介護施設で働いている方の多くが腰痛持ちといっても過言ではないです。
介護施設だと中腰での作業も多くあるし、重たい患者さんなんかも抱えないといけません。
移乗(患者さんを車いす⇔ベッドに移す行為)も最初はコツなんて分かりませんから力任せにしてしまうことも多くなるし、やはり腰痛があるというのは心配ですよね。
腰痛があると厳しいというよりかは苦労するかな?という感じです。
まあ腰痛を改善する方法もイロイロありますので、自分の体を見つめなおすのにはいいかもしれませんがね。
お局様の存在
どの介護施設にも必ずいると言われているお局様。
もちろん私の施設にも存在しています。
以前55歳の介護未経験の新人さんが入社すると分かった時は来る前からブツブツ言っていました。
その時にツイートしたのがこちらなんですが、
今日入職してきた新人さん。
55歳の男性で介護経験なし。この情報だけでお局スタッフが、
「仕事ができないから前の会社を首になったのよ」
「定年間近の男性が新人ってどうなの?」
「絶対問題がある人だ」こんな噂話していたらしい。
間違いなくあんたらが職場の環境を悪くしているんだからな😠— レン@介護福祉士 (@renkaigofukusis) 2019年5月9日
これは本当に新人さんに対して失礼な発言です。
ツイッターでも多くの方が、
「これはあかん!」
「情報だけで人を判断するのってどうかしてる」
「私の施設にも同じようなお局がいる」
「失礼にもほどがすぎる」
……
などなどいろんな返信をいただきました。
もし施設内の介護士がこのお局の意見に賛同する方が多いのであれば、そんな施設で働くことはありません。
絶対に後悔することになりますから…。
お局がそんなことを言っていたとしても周りの介護士がちゃんと新人を守ってくれる環境があるのであればたとえ40代や50代だとしても介護士として働いていけると思います。
自分が働く施設選びは本当に大事ですよ!
40代・50代で介護施設に転職するメリットってある?
40代や50代の方が介護職に転職するデメリットをいくつか紹介しましたが、じゃあ逆に40代や50代で介護施設で働くメリットって何かあるのか?
メリット
やはり40代や50代の方というのは人生経験も豊富です。
これまで40代や50代の新人を見てきましたが、やはり20代と比べて高齢者に対しても自然とコミュニケーションが取れる方が多い印象がありますね。
話しかけ方も20代の新人って利用者に対してタメ口や、ちゃんづけで呼ぶ人が多いんですが、40代や50代の方というのは言葉がけが丁寧な方が多いです。
まあ人にもよりますが…
こういう言葉がけが自然にできるというのは40代・50代ならではなのではないかなって思います。
40代で失敗しない介護施設への転職とは?
40代ということは結婚している方ならまだ子供が小さいところも多いと思います。
子供が小さいということはまだまだ教育費がかかってきますので頑張って働かないといけませんよね。
40代で介護職への転職を考えるならやはり介護施設はしっかりと選ばないといけません。
それこそ次の転職はもうない!くらいの考え方でないといけませんよね。
じゃあどうやって介護施設を選ぶのか?
求人広告で探すのか?
それともハローワークで探すのか?
40代で介護施設への転職で失敗しないためのポイントは自分だけの考えで行動しないこと!
これが大事です。
ただ単に給料が高いからという理由だけで選んでしまうと後々後悔してしまうなんてことも…。
いくら給料が高くてもその介護施設が残業だらけで休日もろくに取れないようなブラックな企業だったら長く務めることなんてできません。
イヤイヤ給料が高ければどんなイヤなことでも我慢できるよ!なんてメンタルが強い方だと大丈夫かもしれませんが、ほとんどの方はストレスを抱えてしまうことになりますよ。
ストレスを抱えてしまった結果、退職につながるというケースはかなり多くあります。
新聞の求人広告とかだとその介護施設の条件面は確認できても、内情まで確認することができません。
その介護施設がどんな施設なのか?職員に対して優しい施設なのかはやはりその施設のことを知り尽くしている方の意見を聞くことが重要です。
じゃあどうやって介護施設の内情を知ってる方の意見を聞くことができるのか?
それが転職サイトなんです。
全ての転職サイトが紹介している施設の内情を把握しているというわけではありませんが、優良と呼ばれている人気が高い転職サイトでは介護施設の内情を詳しく把握している転職サイトもあります。
もし介護職に就くのが初めて!という方は介護未経験や無資格でも働ける介護施設を多く取り扱っているかいご畑がオススメです。
かいご畑は未経験や無資格でも働ける介護施設を多く取り扱っているので他業種から介護職に転職を考えている40代の方にもオススメですよ^^
50代で失敗しない介護施設への転職とは?
40代の方よりもより慎重に介護施設への転職を考えなければいけないのが50代の方です。
やはり50代というのは年齢的にも次の転職は考えにくい年齢ですからね。
より慎重に施設は選ばないといけません。
50代の方が重視したいのはやはり働きやすさです。
同じ年齢層の方が多く働いている職場の方が働きやすいと思いませんか?
もし20代が中心の介護施設で50代の新人さんが働くとなると働きにくい環境であることは容易に想像ができますよね。
もちろんちょっとでも高い給料のところで働きたいという気持ちもあると思いますが、働きやすい職場環境を重視して選ぶことも大事ですよ。
40代や50代の介護の転職についてのまとめ
イロイロ書いてみましたが、40代や50代の新人さんってうちの職場は実はけっこう多いんですよ。
ちなみに私の職場の最年少は男性が31歳、女性が36歳とけっこう年齢層が高いんですよね。
もっと若い人が入ってきてくれればいいんですが…。
ここ数ヵ月で入って来た新人さんは合計5人います。
年齢で言うと、42歳、55歳、47歳、44歳、35歳って感じです。
施設によっては年齢層が若い施設もあるんでしょうけどね。
でも40代や50代の方が介護施設で働こうと思うのなら20代が多い職場より同じ年代の方が多い方が働きやすい環境ではありますよね。
そう考えるとやはり就職前にしっかりと施設のことをリサーチしておかないと後々後悔してしまうなんてことにもなりますよね。