こんにちは!
介護福祉士のレンです。
今回は介護施設での夜勤業務について記事にしてみました。
介護士として正社員で働いているとどうしても避けられないのが夜勤です。
夜勤って勤務時間が長いからきつい…
夜勤って一人でしなきゃいけないから負担が大きい…
もちろん介護施設での夜勤って介護士にとって負担が大きいですよね。
なので介護士でも夜勤は嫌い…という方が多いです。
でも考え方によっては夜勤ってけっこういいんじゃない?って思える時もあるんですよね。
中には夜勤専従で働いている方もけっこういます。
介護施設での夜勤ってどんなことをするのか?また夜勤のメリットとデメリットも紹介したいと思います。
介護施設の夜勤は2交代と3交代の2種類が多い
介護施設に就職した場合、普通は昼間の日勤業務+夜間帯の夜勤業務をしなければいけません。
もちろん夜勤がない施設もあるんですが、だいたいは夜勤をしなければいけない施設が多いです。
3交代でシフトを回す施設もあれば2交代でシフトを回す施設もあります。
2交代勤務の時間例
日勤:8時~17時
夜勤:16時~翌9時
3交代勤務の時間例
早番:6時~14時
遅番:14時~22時
夜勤:22時~翌6時
どの施設もこの時間というわけではありませんが、2交代制と3交代制はだいたいがこのようなパターンが多いですね。
3交代制だと夜勤の負担もそこまで大きくはありませんが、2交代制は夜勤の勤務時間も長いので3交代制の夜勤よりも負担は大きくなります。
ただし2交代制だと1夜勤で日勤2日分の勤務時間となるので夜勤明けは嬉しすぎてテンションが高くなります 笑
夜勤手当も2交代制と3交代制とで変わってくる施設が多いですね。
介護施設の夜勤手当の相場は5,000円~10,000円ほどです。
やはりできるだけ金額が高い方が理想ですよね。
私の施設は夜勤手当が1回8,000円ですので、月に7回夜勤をすると56,000円の夜勤手当がもらえることになります。
夜勤手当ってかなりでかいんですよ!
夜勤はしたくないから正社員にならないというケースも
介護施設で働きたいけど夜勤がどうしてもできないからパートや派遣という選択をしている方もいます。
私の施設でもただ夜勤がしたくないという理由で正社員を選ばずにパートを選んでいる方もいますからね。
夜勤ができない理由は様々でしょうが、まだ小さい子供がいるからとか家庭の事情があるからという方もいます。
まあ聞いている話ではまだまだ子供が小さいからという理由が多いですね。
中には夜は眠たいから無理、夜勤をすれば寿命が縮むからイヤなんて意見もありましたが…。
わがまますぎ…
私は老健(介護老人保健施設)で今もなお現役で働いてますので当然ですが夜勤があります。
1ヶ月間の夜勤の回数はだいたい6回~7回ってところです。
日勤と夜勤とどっちがしんどい?と聞かれれば…
う~ん…
どっちもどっちかな?って感じです。
昼間は昼間のしんどさがあるし、夜勤は夜勤のしんどさがありますからね。
ちなみに私は夜勤の方が好きです。
理由は自分のペースで仕事ができることと、あとリーダー業務がはかどるからです 笑
日中ってけっこうバタバタするのでリーダー業務がなかなかできないんですよね。
なので夜勤中はパソコンに向かっていることが多いです。
私の職場では夜勤専従で働いているスタッフもいてるんですよね。
その方はまだまだ働き盛りの40代の男性です。
彼は元々社員として働いていましたが、ある時を境に夜勤専従になりました。
彼は結婚をしていて子供を2人も抱えています。
ではなぜ彼が夜勤専従として働いてるのか?
夜勤だけってしんどくないのか?
夜勤専従で働くメリットやデメリットもあわせて紹介してみます。
働き盛りの40代男性はなぜ介護施設で夜勤専従の道を選んだのか?
まず私の職場では夜勤専従で働く社員は元々いませんでした。
なので社員として夜勤専従で働くというのは無理だったんですね。
彼が初めての夜勤専従のスタッフでした。
夜勤専従として働きたいと彼が職場に提案したのが、夜勤だけのパートとして働かせて欲しいということだったんです。
社員からパートになってしまうとボーナスもないし、社会保険も入れるか分からない…。
そんな条件でも彼が夜勤専従のパートを希望する理由は、他にやりたいことがあるからそれに向けて頑張りたいという理由でした。
やりたいことを頑張りたい!
でも家族があるしある程度の収入は確保しておかないと…という理由で夜勤専従を提案したということでした。
上司が上の人と相談した結果、彼の夜勤専従という提案にOKがでました。
ただし社員雇用では無理なので夜勤専従のパートとしてならOKということです。
社員から夜勤専従パートになることで、
ボーナスがない
社会保険に関しては月に夜勤を8回すれば加入できるとのことなので、保険に関しては助かったと言ってました。
これで彼は夜勤専従のパートとして月に8回働くことになったんです。
でも収入が下がる、ボーナスがもらえないというのはちょっと痛いだろうなぁって思います。
まあやりたいことがあるのなら仕方がないのかもしれませんが。
彼の収入は時給が1,140円で、1回の夜間で14時間(16時半~9時半で休憩が2時間)なので15,960円ほど。
プラス夜勤手当が1回の夜勤で8,000円なので、合計で23,960円。
一晩で23,960円稼げるわけです。
一晩でそれだけ稼げるならちょっとおいしいかも!?
彼は夜勤を月に8回するので、1ヶ月の合計が191,680円ということになります。
あと交通費が毎月支給されるくらいですね。
ここから社会保険が引かれれば1ヶ月の給料は14万円~15万円程度だと思います。
夜勤を8回しただけでこれだけもらえるのならけっこういい感じがしますよね。
まあ社員からパートになったんで収入が減るのは覚悟の上でしょうが、社員だと23万円くらいはもらっていたので厳しいといえば厳しいですよね。
パートだと処遇改善手当ももらえませんからね。
夜勤専従のメリット・デメリット
介護施設で夜勤専従として働くメリットって何なのか?
またどういうデメリットがあるのか?
ここら辺の私の考えを書いてみたいと思います。
夜勤専従のデメリット
夜勤だけで社員として雇用してくれる施設は少ない
利用者の日中の様子が把握しにくい
夜勤専従のメリット
自分の時間が確保しやすい
出勤回数が少ない割に稼げる
3交代に比べると生活リズムが整えやすい
夜勤専従で社員を雇っているという施設が少ないのは事実ですね。
でも探せば夜勤専従で雇用している施設もあるので、もし夜勤専従で働きたいという方はそういう施設を探してみるのもアリだと思いますよ。
こちらの転職サイトでは夜勤専従で働ける介護施設を多く紹介しているので夜勤専従で働きたい!または副業で夜勤バイトをしてみたい!という方は参考にしてみてもいいかもしれません。
転職サイト『かいご畑』はそんな方にもオススメの転職サイトですよ^^
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副業として夜勤バイトもけっこうオススメ
副業として夜勤バイトを募集している介護施設もけっこう多く見られますね。
夜勤バイトだと一晩でだいたい2万円前後というところが多いので、月に3回すればそれだけで6万円ほど稼げますからね。
お小遣い稼ぎにはいいんじゃないですか?
私の施設でも他の介護施設で夜勤だけのバイトをしている方もいます。
もちろん職場ではバイトをしているという話は秘密なんですけどね 汗
基本的には私の施設は夜勤、夜勤明け、休みというのがパターンなんですね。
夜勤明けで帰ってすぐ寝て夜に他の施設で夜勤バイトをするって感じです。
まあ夜勤が終わった日に別の施設で夜勤というのはハードですが、施設の中には夜勤が楽なところもありますので、これが可能になるんですよね。
お小遣い稼ぎやちょっとした収入になるので副業感覚で夜勤バイトをするのもオススメですね^^
夜勤専従は自分の時間が確保しやすい?
夜勤専従のメリットはやはり自分の時間を確保しやすいというのが大きいですよね。
夜勤専従で夜勤が続く場合でも私の施設ならかなり自分の時間が確保できるんです。
これはさきほど夜勤専従として働いているといった40代の方の勤務表なんですが、この勤務表を見てもらえればかなり自分の時間が作れるのが分かると思います。
月の休みが16回もあります。
まあ夜勤明けも休みみたいな感じですので、夜勤明けも入れれば1ヶ月の間に22日も
自由な時間があるわけですよ。
これで月給が20万円近く稼げるならやってみてもいいかも!?って思えてきちゃいますよね。
例えば2日の月曜日の朝に夜勤明けで帰ってきたとして、次に出勤するのは4日の水曜日の夕方ですからね。
ちなみにこれは私の勤務表なんですが、休みが月に9回です。
休日が9日しかありませんが、例えばこの勤務表でも2日(月)と3日(水)を利用して夜勤のバイトをすることも可能ですよね。
ひと月の全部夜勤バイトを入れるとさすがにしんどいとは思いますが、それでも2~3回ほどはできそうな感じです。
もし19日と20日で夜勤バイトをすれば21日が休めるのでそこまで体の負担は少ないですからね。
介護施設って副業を禁止しているところが多くありますが、実際には副業をしている人がほとんどなんじゃないかなって思います。
私のまわりにもいろんな副業をしている方がいますからね。