よく仕事中に軽い怪我をしたら冗談で労災申請せなあかんわ!と笑いながら話しをしていることがあります。
でもこの労災ってよく聞く言葉だけど、介護施設で労災を申請している方っているのか?
ってちょっと気になったんですよね。
冗談では労災や労災!って言うけど、実際にはどのくらいの方が労災を申請しているのか?
また介護福祉施設ではどんな労災が多いのか?を調べてみました。
介護福祉施設で多い労災は何?
労災とは労働災害保険のことで、業務中に起こった傷病に対して補償してくれるものです。
つまり仕事中にケガをして働けない期間の収入を補助してくれるものです。
実は実際に身近で労災を申請しているのって見たことがないんですよね。
うちの職場でも申請している方っているのかな?
ホントに労災なんてあるの?というのが正直な気持ちなんですが、実は介護福祉施設での
労災ってけっこう多くあるんです。
介護福祉施設で労災で圧倒的に多いのが腰痛!
腰痛のため働けなくなったということで労災を申請している方がかなり多いようです。
この多いというのは数字でも表れていて、10年前と比べると1.8倍も多くなっているんですって!
そんなに多くの人が労災を申請しているんだと、この数字にはちょっとビックリしました。
業務中に腰痛を引き起こす要因で大きいのはベッドから車椅子への移乗、またそれとは逆の
車椅子からベッドへの移乗ですね。
力任せに無理な動作で患者さんを移乗させることでちょっとずつ腰に負担がかかっていき、
そのうち腰痛を引き起こしてしまうというパターンです。
介護福祉施設で労災を申請している方の特徴は?
私は14年間介護福祉施設で働いてきて労災なんて申請したこともありません。
まあギックリ腰をしたことは何回かありますが…。
心の中では労災なんて存在しているのか?という意味不明な考えさえあります 笑
でも労災は存在してるのが事実。
介護福祉施設で労災を申請している年齢層やどういった方が労災を申請しているのかって
特徴があるんです。
これはちょっと気になるデータだなって思いました。
介護福祉施設で労災を申請している年齢層は圧倒的に50代以上の方!
さらには介護経験が3年未満の方が約半数いるというのが事実のようです。
このデータを見て気づいたことは、他の業種から中途採用として未経験で介護施設に入職した中高年の方の多くが労災を申請しているってことですよね。
介護技術が不十分な状態で無理に力を入れて患者さんを介助したり、前かがみや腰に負担がかかる中腰での作業も多いので余計に腰に負担がかかっているんでしょうね。
たとえ中高年の方でも介護技術を身につければ腰への負担を最小限に食い止めることができます。
腰に負担がかかる中腰の作業も多いですが、負担がかからないようにしっかりと腰を下ろして作業をすることで腰への負担を軽減することもできるし、ベッドから車椅子への移乗に関しても技術次第で腰への負担を軽減することができますからね。
あとは普段どれだけ腰のメンテナンスができているかどうか?がポイントなのかなって思います。
やっぱり普段のストレッチは大事ですよ!
介護福祉士の腰痛に関しての思いはこちらの記事で詳しく紹介しています。
よかったら参考にしてみてください^^
中高年の介護経験が未経験の方でも腰痛にならない方は多い
たとえ中高年の介護経験が未経験の方でも腰痛にならない方も多くいます。
そういう方の特徴は、
介護技術をしっかりと習得している(勉強している)
どう動けば自分に負担がかからないかを理解している
普段から体のメンテナンスをしっかりとしている(運動やストレッチをしている)
普段からしっかりと介護について学び、自分の体をいたわっている方というのはやはり体への負担も最小限に抑えることができているということですよね。
もし介護未経験で、さらには初任者研修を取得していない方が介護士として頑張ろうと思うのであれば介護について毎日勉強をするのが大事だと思います。
普段からどう動けば自分も患者さんも楽なのか?を考えながら行動してみるのがポイントです!
もしもっと詳しい知識を身につけたい!と考えるのであれば初任者研修の資格を取得するのも一つの手段ですよ。
初任者研修では介護についての様々な知識をみにつけることができます。
でも初任者研修ってお金がかかってしまうのがネックなんですよね。
まあ資格を取得するんだから仕方がないと言えば仕方がないんですが…。
でももし初任者研修を無料で取得することができれば?
そんなのがあれば絶対に受けるべきですよね?
私も無料で資格が取得できるのなら確実に取得しますよ。
こちらの記事ではそんな初任者研修が無料で取得できる?についての詳しい情報を紹介していますのでよかったら参考にしてみてくださいね^^
>初任者研修の費用が無料!?しかも就業支援までサポートってすごい!
なんにせよ労災を申請しなくてもすむように体をいたわってあげることが大事ってことです。
誰も好き好んで労災なんて申請しませんからね…。