介護施設で働いている方のほとんどが腰痛持ちです。
ほんとみんな腰が痛い痛いって言ってますよ。
まあ私もそのうちの一人なんですが…。
では何故介護施設で働いている方のほとんどが腰痛になってしまうのか?
腰痛になってしまう原因をいくつかあげてみます。
介護福祉士が抱える腰痛の原因はこれだ!
【その①】無理な姿勢での介護
介護は患者さんの生活面のサポートをする仕事です。
ベッドから車椅子に抱えて移動したり、立ち上がるのを介助したりするわけです。
当然安全面を考えて介助しなければいけないわけですが、無理な姿勢で介護をしてしまう
場面も多くあるわけです。
中腰の状態でオムツ交換をしたり入浴介助で辛い姿勢を保っていたりします。
そんなことを毎日繰り返していると腰への負担は日に日に増すばかり!
最初はちょっとした違和感だったのが、気がつけば腰に激痛が走るくらいの痛さを感じるようになってきます。
【その②】力任せな介護をしてしまっている
介護は基本的には患者さんの残存機能をうまく利用すれば介護側の負担はかなり軽減することができます。
でも男性に多いのが力任せな介護をしているという現状です。
男性のパワーだとけっこう軽々と介助できるんですよね。
でもちょっと体重が重たい患者さんであったり、まったく足に力が入らない患者さんだと
かなりの力が必要になります。
そんな患者さんに対して無理に力を入れて介護をしているとやはり腰への負担は大きくなっていくばかりです。
【その③】体の柔軟性にかけている
若い方や毎日体操をしているような方は体の柔軟性はあると思うんですけど、年齢を重ねてしまったり、まったくストレッチなんかしないという方は体の柔軟性がどんどん失われていきます。
体の柔軟性が失われるということは筋肉がどんどん硬くなっているということ。
体の筋肉が硬くなると腰痛は起きやすい状況というわけです。
腰痛を改善するには?
この先も介護の仕事を続けていくのなら腰痛を起こさないことが大事になりますよね。
腰が痛い!
急にギックリ腰になった!
ってなると働くことができなくなるわけですから。
ホントに死活問題です。
ところでギックリ腰ってなったことがありますか?
なったことがある方は分かってもらえると思いますが、なったことがない方はあの苦しみはちょっと理解できないですよね。
もうね、ホントに動けません。汗
寝ているのも辛いし寝返りも簡単にできません。
寝ている状態から立ち上がるのも一苦労だし、逆に寝転がるのも一苦労。
もうどうしたらいいの!!と普段の健康な状態がどれだけありがたいかがよく分かりますよ。
簡単に腰痛を予防したいのなら?
ただ単純にストレッチをすること!です。
えっ!?ストレッチをするだけで腰痛って予防できるの?と思ってしまうかもしれませんが、毎日ストレッチをするだけでかなりの腰痛予防になります。
毎日ストレッチをして体の柔軟性を保っていればある程度の腰痛予防になります。
ストレッチをするかしないかで腰痛の進行度合いはまっったく違いますからね。
ただストレッチって簡単にできることではあるんですが、継続するのがけっこう大変なんですよね。
毎日ストレッチなんかしてられないよという方は2~3日間隔でもストレッチをすることをオススメします。
腰痛体操って何なの?
腰痛体操というのはほぼほぼストレッチだと思ってもらってもかまいません。
腰回りの筋肉に柔軟性を持たせたり鍛えたり、軽い筋トレ~ストレッチの中間ぐらいの運動のことです。
腰痛で整形外科などに行くと軽度の腰痛なら腰痛体操を指導してもらうことが多いですね。
詳しく腰痛体操のことを知りたいと思えばネットでちょっと調べれば出てきますが、近くの整形外科にリハビリもできる病院があるのならそこで指導してもらうというのもアリだと思いますよ。
整形外科のリハビリだと理学療法士や柔道整復師のリハビリのプロの先生がいてる可能性が高いので腰痛体操について指導してもらえる可能性が高いです。
ネットでの情報には注意が必要
ネットで腰痛体操について調べるのも一つの方法ではあるんですが、ネットの情報ってけっこういろんなことが書かれていたりします。
あるサイトではこう書いていたけど、こっちのサイトはまったく違うことを書いていて矛盾していることがけっこうあるんですよね。
ネットでの情報は参考程度に考えた方が無難かなって思います。
やっぱり整形外科の理学療法士の先生や柔道整復師の先生に腰痛体操のプログラムを
組んでもらうのがベストかなと。
腰痛についてのまとめ
介護福祉士として今後も介護を続けていくのなら腰痛にならないための対策が必要!
腰痛は毎日のストレッチで防ぐことが可能なので毎日継続してストレッチすることがオススメ!
病院で理学療法士や柔道整復師、鍼灸師といったリハビリのプロの先生の意見を聞くことも大事!
ネットでの情報も参考にはなるけど、ネットだけの情報にとらわれすぎるのも危険なので、ネットでの情報は参考程度にとどめる方がいいです。
介護福祉士だけでなく腰というのは生きていく上でとても大事な部分です。
しっかりとケアするようにしてくださいね!