こんにちは!
介護福祉士のレン(@renkaigofukusis )です。
今回は先日私が働いている介護老人保健施設で起こったある出来事についての話です。
ツイッターで以下のことをツイートしました。
今日入職してきた新人さん。
55歳の男性で介護経験なし。この情報だけでお局スタッフが、
「仕事ができないから前の会社を首になったのよ」
「定年間近の男性が新人ってどうなの?」
「絶対問題がある人だ」こんな噂話していたらしい。
間違いなくあんたらが職場の環境を悪くしているんだからな😠— レン@介護福祉士 (@renkaigofukusis) 2019年5月9日
思いのほかかなり多くの方に共感していただけたのでブログでも記事にしてみることにし
ました。
お局の存在価値って何?
ハッキリ言ってこの事実を他の職員から聞いた時は「ハァ?」ってなりました。
あなたに新人さんの何が分かるの?
それを発言したところでどうなるの?
私自身直接このことをお局本人から聞いたわけではありません。
なのでお局さんにこの事実を突き止めたとしてもしらばっくれるだけなので聞くだけ無駄。
本人に聞いたとしてもどうせ言った言わないでもめることが目にみえてますからね。
でも新人さんの情報だけで、しかもまだ働き始めてもいない新人さんの一体何が分かるっていうのか?
ただ面白おかしく言っていただけなのならホントに最低な発言だったんじゃないかなって思います。
55歳の介護未経験の男性が介護職に転職してくる背景とは?
実際に55歳という年齢で介護施設に転職してくる方というのはどういう背景があるのか?
女性であれば子育てがひと段落下したとか家庭の事情といった理由で50代でも転職やパートとして働き始める方ってのは多いと思います。
でも残念ながらこれが50代の男性ともなると今回のお局のような考えをしてしまう人が少なからずいるということ。
今回のお局の発言のように。。。
実際こんなことを考えるだけ無駄なことなんですよ。
たとえ50代だとしても仕事ができる方っていっぱいいますし、私の施設でも過去に50代で転職してきた方っていうのはけっこういます。
私もそういう50代の方から学ぶこともいっぱいありますし、50代だから仕事ができないって判断をするのは見当違いな考えだと思うんですね。
人生経験が豊富だからこそ利用者との接し方も私みたいな若輩とは違った接し方ができるって思うんです。
まあ私も中高年なので若輩っていうのはおこがましいですがw
50代で介護士を目指すのに当然デメリットも存在する
50代で介護未経験で介護施設に転職をした場合、当然ですがデメリットに感じる部分もあります。
体力的な問題であったり、職場の上司が年下ってケースも当然考えられますよね。
50代で新しいことにチャレンジすることってけっこう勇気がいる行動だと思うんです。
それでもチャレンジするってことはすごいことだと思いませんか?
全ての人がそんな考えを持つわけではない!
今回ツイッターでいろんな方の意見を聞かせてもらいました。
今回のお局の発言がどれだけ失礼な発言だったのか、55歳で転職することってけっこう勇気がいることなんだよってのが分かり、自分の考えが間違ってなかったというのを再認識することができましたね。
50代の介護未経験でもやる気があれば介護士として頑張ることは全然可能です。
ツイッターの返信では65歳から介護士を目指した方もいれば、70代で夜勤をしているという方もいましたからね。
実際60代以上で介護職で働くのって体力的に厳しいとは思うんですけど、実際そういう方もいるというのが現状なんです。
50代だからって介護職で働いたらいけない!なんてルールはありません。
お局の発言は職場環境を悪くするだけ
今回のお局の発言は新人の陰口だったんですが、もしこのことが新人さんに伝わってしまうと新人さんにしてみれば居心地が悪い施設という印象を持ってしまいます。
最悪退職につながってしまうケースも考えられますよね。
もし退職してしまった場合、結局は自分達の首をしめているようなものですよね。
人手が足りないから新人を雇っているのにもかかわらず、新人を潰そうという発言をしているわけですよ。
こんなことが繰り返されているならいくら頑張ったとしても新人が施設に定着なんてなかなかしてくれません。
いつまでたっても人手が足りずにスタッフは苦労するわけです。
新人を守るにはやはり先輩スタッフが新人をちゃんと守ってあげる環境を作ることが大事だと考えます。
年配の女性が全てお局という存在ではない
今回の私のツイートで反省しなければいけないこともありました。
それはお局さんと同年代の女性からの返信だったんですが、
私のツイートでこういう印象を持ってしまった方がおられました。
けっしてそういうわけではありませんからね 汗
ツイッターって少ない文字数で伝えなければいけないのが難しいところ。
言葉足らずでホントごめんなさいって感じです…。
年配の女性全てがお局というわけじゃなく、お局と呼ばれてしまう方とそうでない方って全然違いますよね。
私の介護施設でも年配の女性の方で尊敬できる方って何人かいます。
利用者への声のかけ方であったり、介護についての考え方であったりとすごいなぁって思える年配の女性が多くいるんですね。
まあそういう方でもたまには愚痴を聞いたりもしますが、けっして人のことを悪く言ったり、職場の環境を悪くするようなことは言いません。
やっぱりお局と呼ばれている方とはちょっと考え方が違うって感じがするんですよね。
なので年配の女性全てがお局という存在というのは間違い!っていうのが私の考えです。
まとめ
今回は50代の介護未経験の新人さんに対するお局の発言ということで記事にしてみました。
今回のお局の発言は、
職場の環境を悪くしているだけ
情報だけで新人を判断するべきではない
介護士を目指すのに年齢は関係ない
ホントに何もメリットがない発言だったんじゃないかなって思います。
おそらく今後もこういった50代で介護士を目指すって方も多くなってくると思います。
人手が足りないけど50代はいらない…
そんなことを言っている施設は今後生き残っていけないんじゃないかなって思いますね。