こんにちは。
介護福祉士のレン(@renkaigofukusis )です。
介護士の年収って低い!!!!
世間ではずっとそんなことが言われていますよね。
確かに高くはないですよ。
残念ながら…。
でもね、10年前と比べてみたら今の介護士の給料ってはるかにアップしているんですよ?
今後も介護士の年収がずっとこのまま低いままというのはちょっと想像しにくいんですよね。
今回は介護士の年収が低いけど今後はどうなるのか?について記事にしてみました。
介護士の現在の年収
介護士の平均的な年収は270万円~400万円前後と言われています。
介護とひとくくりに言っても働く施設や種類によって大きく変わってくるんですよね。
この年収だと月収にするとだいたい15万円~26万円前後になります。
年収270万円だとするとやはり介護士としては生活していけないですよね。
転職をしてちょっとでも高い給料の施設へ移ったり、副業をしたりして収入を増やさないと厳しいというのが現状でしょう。
同じ介護士なのに年収400万円以上もらっている方もいますからね。
やっぱり施設選びは大事です。
介護士の年収はずっと低いまま?
さきほどの年収を見てみるとやはり介護職は給料が安いと思わざるを得ませんよね。
でも現在の介護士の給料形態というのは介護保険制度が始まってからのものなんです。
介護保険制度が開始されたのは2000年ですので、まだ20年ほどしか歴史がありません。
じゃあこの20年の間にどれだけ介護士の年収が上がっているのか?
私は14、5年前から介護業界で働き始めました。
14、5年前の給料と今の給料を見比べてみるとけっこう上がってるんですよね。
給料が安いと言われている介護業界ですけど、今後ますます高齢化社会が進むことを考えれば介護士の需要はもっと高くなってくるのは確実です。
介護保険制度というのは国が施行している制度なので国も介護士の給料について何も考えていないわけにはいきませんよね。
①介護士が少ない
②でも高齢者は増え続けている
③介護士不足が深刻になる
④ますます高齢者が増えてくる
⑤高齢者をなんとかしないといけない
⑥もっと介護士が必要
じゃあどうすれば介護士が多くなるのか?
こう考えれば国も介護士の待遇をよくしなければいけない!と考えるのは普通ですよね。
今の介護業界の現状は②~④の間くらいの状況です。
ということは介護士の年収はもっと上がってくることが予想できるでしょ?^^
現に国は介護士に対して処遇改善手当というのを算定してくれています。
しかもこの処遇改善加算は2019年の秋に10年以上介護士として働いている方を対象として賃上げがされることが決定していますからね。
介護士の年収は今後どうなる?
では介護士の年収は今後どうなっていくのか?
このまま横ばい状態なのか?
それとも年収は上がっていくのか?
介護士の年収は20年前と今とを比べると確実に年収は高くなり続けています。
私も確実に年収はアップしていますよ。
もちろん国の施策である処遇改善加算も影響しています。
介護士の人数に関しても介護保険制度が施行されて以降、何倍もの介護士が増えているのが現状です。
給料が安いと言われているわりには介護士の数はどんどん多くなっているんですよね。
なんか矛盾しているように感じますが、その分高齢者の方が多くなっているということなんです。
今って高齢化社会って言われていますが、今後は超高齢化社会が待ち受けています。
介護業界は欠かせない仕事としてこれからもっと成長していきますよ。
介護業界が明るいのか暗いのか?と聞かれれば確実に未来は明るいと思います。
今後の介護士の年収も低いままではなくもっと高くなっていくはずです。
国も高齢者の存在を無視するわけにはいきませんからね。
高齢者の対応をなんとかするためにも介護士が必要というわけです。
今はまだ満足できる給料がもらえていない方でも10年先、20年先を考えれば介護士の需要がどんどん高くなり年収も多くなってくるんじゃないかなって思います。
10年前、20年前と比べて介護士の給料は高くなっているのは確実ですからね。
この先10年、20年後も今よりも給料が高くなっていると想像することができますよね。
まとめ
現在の介護士の年収は低いと言われているけど、今後は介護士の給料は高くなっていくことが予想できます。
需要(高齢者)に比べて供給(介護士)が間に合ってこなくなる。
ということは供給を増やすことが急務になってくるわけです。
10年前、20年前と比べると高齢者の数も少なかったわけですから介護士の給料が安かったのも納得できます。
でも10年前や20年前よりも高齢者の数が増えてきている今、給料は確実に10年前や20年前よりもアップしているのが現状です。
この先10年、20年後を考えれば介護士の需要はもっと高くなってきます。
ということは今以上の介護士を集めるには今よりも介護士の待遇の改善をせざるを得ないというわけです。