インフルエンザの猛威!介護施設での院内感染は防げないのか?

介護施設の日常
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こんにちは!

介護福祉士のレン(@renkaigofukusis )です。

 

今回はインフルエンザについて記事にしてみました^^

 

毎年冬場の驚異と言えばやはりインフルエンザやノロウイルスといった感染病です。

特にインフルエンザは毎年といっていいほど感染が広がりやすいですよね。

 

最近見たニュースでも介護施設で70名以上もの感染者が出たということで話題になりました。

 

当然ながらどの介護施設でも院内感染対策はしているはずなのにどうしてここまで感染が
拡大してしまったんでしょう。

 

介護施設での院内感染予防は難しい?

当然ながら私の施設でも院内で感染が広がらないように予防対策はしっかりとしています。

マスクの着用であったり手洗いの遂行であったり…。

 

もし利用者の中にインフルエンザの患者さんが出てしまった場合は部屋に隔離するということになりますが、ただ部屋に隔離するだけはなかなか感染は防げません。

 

何故なら利用者が居住している部屋というのは個室じゃないからです。

 

私の施設でも個室、2人部屋、4人部屋の3種類ありますが、個室と2人部屋は全体の3割程度で、残りは4人部屋なんです。

しかも4人部屋での仕切りというのはカーテンのみ!

つまり部屋の空間はつながったままの状態なんですね。

 

これではいくら部屋から出さないようにしても同じ部屋に住んでいる利用者には感染は広がってしまいますよね。

 

建物の構造上これは仕方がないことなんです。

 

こういうことからも院内でインフルエンザの患者さんが出た場合に完全に予防することは難しいというのが現状なんです。

 

個室部屋だけで構造されている介護施設なら院内感染対策はバッチリ?

個室だけの介護施設ってありますが、やはりこういうインフルエンザが出た場合には十分な対策ができるのではないかなって思います。

 

インフルエンザの患者さんが部屋から出なければ他の患者さんに感染する確率はかなり低くなりますからね。

 

そのインフルエンザの患者さんに接したスタッフには感染してしまう可能性はあるかもしれませんが、当然ながらマスクや手洗いで対策はしているはずですからね。

 

これで対策をしていないのであれば予防対策が不十分ということになります。

 

利用者の中にはマスクを着けれない方もいる

利用者がインフルエンザになったからといって全ての利用者にマスクを着けるのにはリスクがあります。

 

介護に携わっていない方からしてみれば「何故?」という風に思ってしまうかもしれませんが、利用者の中には異食行為をする方がいるからなんですね。

 

異食行為というのは近くにある物をなんでも口にしてしまう行為のこと。

 

例えば近くにティッシュが置いてあるとして異食行為のある利用者がいた場合、そのティッシュを口の中に入れてしまう可能性があるわけです。

 

私の施設でも異食行為を繰り返す利用者がいますが、一度ティッシュを異食してしまってのどを詰まらせたことがあります。

 

その利用者は息ができなくなり窒息状態となりましたが、気づくのが早くて無事にティッシュを取り除くことができました。

 

もしそういう異食行為を繰り返す利用者にマスクをつけたとしたらかなりの確率でマスクを異食してしまいます。

 

マスクなんて飲み込んだら当然窒息につながりますよね。

もし人がいないところで口の中に入れてしまうと…。

やはりそう簡単にマスクを装着することはできません。

 

まとめ

介護施設での院内感染対策というのはインフルエンザの利用者を部屋で隔離することはできても、同室者がいれば確実な対策ができているとは言えません。

 

でも建物の構造上これは仕方がないことなんです。

 

もちろんその中でも最大限の対策は講じなければいけませんが、おそらくどの施設でもできる限りの対策はしているはずです。

 

私の施設でも当然ながらできる範囲での感染予防対策はしています。

 

院内感染が広がればやはり大きな話題となり、院内感染を広げた施設なんて問題がある施設だ!と思われてしまうかもしれませんが、施設側も努力をしているということは分かってもらえたらなぁと思います。

 

もちろん調べていく中で施設側に落ち度があるのであれば仕方がありませんが…。