こんにちは!
介護福祉士のレン(@renkaigofukusis )です。
2019年4月18日に流れたニュースで自民党の議員の方が場合によっては2019年10月の消費増税10%の延期もあり得るって発言のニュースを見ました。
消費増税が見送られる可能性があるなら是非とも見送ってくれ!って真剣に思いましたが、ちょっと待ってください。
2019年の10月って消費増税以外に何かありませんでしたっけ?
介護士にまつわる…
そうです!
介護士の給料が8万アップするという処遇改善加算の話です。
2019年の介護士として経験年数が多い方への処遇を改善しようと8万円アップするって話でしたよね?
この処遇改善に必要な予算って確か増税された分で賄うって話だったはずです。
つまり消費増税が見送られれば当然介護士への処遇改善の拡大って話はなくなるってことですよね?
介護士としては見逃せない話です。
消費税が増税されなければ当然ながら処遇改善のアップに回せる予算なんてないですもんね。
消費増税の見送りは嬉しいけど、処遇改善の見送りはベテラン介護士にしてみれば全然嬉しくない話です。
本当に消費増税が延期になる可能性はあるの!?
じゃあ気になるのが本当にこの議員さんの発言の通りに消費増税が延期になる可能性はあるのかないのか?
おそらく延期はないのでは?と思います。
というかよっぽどのことがないかぎり延期はないでしょうね。
だって以前から散々2019年の10月から絶対に消費増税を行う!
今回は何がなんでも10%に増税する!
こう言われていましたよね。
世間では消費税10%に向けて準備は進んでいるはずです。
しかも消費増税まであと半年しかありません。
各企業は10%に向けてアレコレ対策をしている真っ最中のはず。
そんな状態で「やっぱり10%にするの延期しますわ~」って言われても企業としては「どういうことだ!」ってなりますよね。
消費増税で処遇改善大幅アップと増税見送りはどちらが嬉しい?
ここからはもし本当に消費増税が延期されたらどうなる?という前提で話をします。
(まあ延期にはならないだろうけど…)
こういう仮説を考えるのもおもしろいかなと 笑
例えば消費税が10%になって処遇改善が大幅にアップされた場合と、消費増税が延期になって処遇改善手当が現状のままの場合だと介護士としてはどっちの方が嬉しいのか?
もし処遇改善が最大の8万円もらえるとした場合だと消費税が10%になったとしてもおそらく毎月の生活は以前よりもゆとりがもてるようになるのでは?と思います。
まあ無駄遣いに走ってしまうと完全に赤字でしょうけど…。
だとすればやはり介護士としては消費増税は見送られない方がメリットは大きいはずです。
でもですよ。
よ~く考えてみると、これは全ての介護士に当てはまりませんよね。
だって全ての介護士が処遇改善の最高額をもらえるという保障なんてないんですから…。
最大の8万円をもらえる条件って介護経験が10年とか言われていますよね。
しかもたとえ勤続年数が10年を超えていたとしても最終的にいくら支払われるのかってのを判断するのは事業所によるわけです。
それにこの10年っていう条件をクリアしている介護士ってどれくらいの数がいるのか?
これから介護士を目指そうとしている方からしてみれば今から10年も頑張らないと条件をクリアすることができないわけですよ。
10年クリアできたとしても8万円がもらえるかどうかは確実ではない。
そしてそして支払われる金額の最終判断は各事業所による…。
この処遇改善の制度ってなんか平等じゃないような気がして仕方がないんですよね。
もちろん処遇改善自体は介護士にとってありがたい制度ではあるんですけどね。
消費増税が延期されるのか?
それとも予定通りに消費増税が行われるのか?
まあ予定通り増税されると思いますが、今後の動きに注目ですね!