介護士と看護師が対立!?仲が悪くてお互い嫌いってホントかウソか?

介護施設の日常

私が働いているのは介護老人保健施設(老健)です。

 

施設には医師、看護師介護士、作業療法士、理学療法士、言語聴覚士、栄養士といった様々な職種の方が働いています。

 

部署も当然違ってきますが、私達介護士は看護部に属しているんですね。

なので看護師と介護士は身近な状態で日々働いているわけです。

 

介護士は作業療法士や栄養士といった他の職種の方とはそこまで対立することはめったにないんですが、看護師とはけっこう対立したりしています。

これは介護士と看護師の距離感が近すぎるというのも関係しているんですよね。

 

いつもそばにいる人ってなんだか細かいところまで気になってしまうじゃないですか?

 

例えばたまに会う友人とはあまりケンカはしないけど、毎日のように会っている友人とはよくケンカをするっていうのとよく似た感じです。

 

どうせ介護施設で働くなら介護士と看護師の関係が悪い施設よりもお互い仲が良い介護施設で働きたい!って思いますよね。

 

じゃあ介護士の看護師の仲が悪い施設ってどんな施設なのか?

また介護士と看護師が対立しないための改善策があるのか?

 

そこで介護士と看護師の関係についてまとめてみました。

 

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介護士と看護師は仲が悪いのが当たり前!?

よく介護施設では看護師と介護士の仲が悪いところが多いって聞きます。

 

同じ職場で同じ利用者のために看護、介護の仕事をしているのにどうしてそこまで介護士と看護師が対立している施設が多いのか?

 

ちなみに私の老健では介護士と看護師の仲は良好な方だと思います。

もちろん小さなトラブルや介護士と看護師の仲が悪いってスタッフもいますよ。

介護施設では多くの人が働いているので個人的な好き嫌いの感情は誰にでもあると思います。

 

じゃあ介護士と看護師の仲が悪い施設と仲がいい施設とでは何がどう違うのか?

 

その違いについてちょっと考えてみたいと思います。

 

介護士が看護師に対して抱いている不満

介護士は看護師に対して次のような不満を感じることがあります。

 

ナースコール対応をしてくれない
利用者の対応は介護士に任せっきりで手伝ってくれない
医療に関することしか対応してくれない
介護士の対応に不満を言ってくる
上から目線で物を言ってくる
座ってばっかりでオムツ交換やトイレ誘導をしてくれない

 

看護師が介護士に対して抱いている不満

逆に看護師は介護士に対して次のような不満を感じている方が多いです。

指示したことをしてくれない
体位変換がまともにできていない
褥瘡ができる原因は介護士にある
介護記録ばかり書いて利用者の対応が適当になっている
業務をちゃんと行えていない
入浴ではキレイに洗えていない

 

介護士と看護師の仲が悪くなる理由

看護部という同じ部署に介護士と看護師の違う職種がいることが対立の理由の1つ

一般的には介護士と看護師は同じ場所で働いていますよね。

 

作業療法士や理学療法士であればレクレーション室が主な居場所になり、医師や栄養士なんかもそれぞれの居場所が存在します。

 

介護士と看護師は同じ居場所で働いていることもあり、それだけ近い存在だということです。

 

同じ居場所で働いていますが、当然介護士には介護士の役割があり、看護師には看護師の役割があるわけです。

 

それぞれの役割がありつつも共通の業務もあるというのが不満を感じてしまう原因の1つなんです。

 

看護師「これまだやってないじゃないの!」

介護士「あなたが気づいたのならあなたがしてくださいよ!」

 

ってな感じで衝突が生まれてしまうんですよね。

 

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国家資格の違いも介護士と看護師の仲が悪くなる原因

介護士と看護師とでは国家資格が違います。

 

介護士なら介護福祉士という国家資格ですが、看護師は正看護師、または准看護師という名前の国家資格になります。

 

介護福祉士というのは介護に関することしかできませんが、看護師は介護に関することに加えて医療行為ができるんですね。

 

つまり介護士は医療行為は行えないわけなんです。

 

介護士は介護のプロ、看護師は介護+看護のプロって感じですかね。

 

ですので介護士にできないところまで看護師はできるという部分では看護師の方が立場が上と考えてしまう方が多いわけです。

 

ここのところの考え方も介護士と看護師の仲が悪くなる原因の1つなんですね。

 

看護師と介護士の関係が良好になるための改善策

介護士と看護師の仲が悪いといっても同じ職場で働かないといけないので、どうせ働くなら良好な関係で働きたいって思いますよね。

 

そこで私の施設でも実施している介護士と看護師が良好な関係を築くためにできること
や改善策をいくつか紹介しておきます。

 

看護師長、看護主任、介護主任を交えてミーティングを行う

介護士と看護師それぞれ個人が主張を言い合っても話がこじれるだけでなんの解決にもなりません。

 

そこで看護師長、看護主任、介護主任を巻き込んで話合う場所を作るのが大事です。

 

例えば私の施設であれば介護士は介護士だけで集まる介護ミーティングで意見を出し合います。

 

看護師は看護師だけで集まる看護ミーティングで意見を出し合います。

 

介護士なら業務の改善を話あったり、看護師に協力をお願いすることを話し合ったりするんですね。

 

そしてそれぞれのミーティングで話し合った内容を介護士と看護師が集まった全体ミーティングで意見を出し合うんです。

 

そこでお互いの業務に支障がない範囲でお互い協力できる部分は協力しましょうという流れになるんですね。

 

これまで看護師が行っていた業務を介護士が行っていることも多々ありますし、逆に介護士が行っていたことを看護師にしてもらっていることもけっこうあります。

 

例えばオムツ交換はこれまで介護士だけが行っていましたが、昼だけは看護師も手伝いましょうということで現在は協力しあってます。

 

また有給消化のため介護士の休みが増えた場合でも看護師に協力してもらい入浴業務なんかも手伝ってもらっています。

 

逆に看護師の業務であった業務に関しても介護士が行っていることがけっこうあります。

 

こういったお互いが協力し合える体制を整えることが大事になってきますね。

 

介護士と看護師のコミュニケーションを密に取る

やっぱり介護士と看護師の不仲になる原因に多いのがお互いのコミュニケーションが不足していることが多いです。

 

看護師がどれだけ忙しそうにしていても介護士は自分の仕事だけしていればいいや!なんて考えで働いていると、看護師からしてみれば「ちょっとくらい手伝ってくれてもいいのに…」と不満を感じるようになりますよね。

 

逆に介護士が忙しい時に看護師は知らん顔でペチャクチャと話をしていれば「なんで手伝ってくれないの!?」と感じるでしょう。

 

こういう時に「何か手伝えることはある?」って声をかけるだけでお互い不満を感じることなく業務を進めることができるんですよね。

 

介護士、看護師お互いの業務を把握する

介護士が看護師に不満を感じる部分というのは看護師が何をしているのか分からないという部分ではないですか?

 

こっちは大変なのに看護師は今何しているんだろ?って思ってしまうとやっぱり不満を感じてしまう原因につながりますよね。

 

もし介護士が看護師の業務を把握していれば看護師は暇そうにしているけど、次はあの業務をしなきゃいけないんだなって思うことができるので、そこまで不満に感じることはありませんよね。

 

私の施設では看護師が今何をしているのか?次に何をするのか?というのを介護士はある程度把握できています。

 

看護師の1日のタイムスケジュールがどうなっているのかというのを普段のコミュニケーションで話してるから分かっているんですね。

 

逆に看護師には介護士がどのように1日を過ごしているのか?というのを身をもって体験してもらっています 笑

 

毎日ではありませんが看護師は月に数回介護業務だけを行ってもらっています。

 

その日は看護業務は一切せずに介護業務だけを行っているんです。

 

明るい看護師さんなんかは「あんたらようこんなこと毎日やってるなぁ!」って笑って言ってますね。

 

1日介護業務を体験してもらえることで、介護士はどんな時が大変なのか?どういう部分でサポートすればいいのか?というのを把握してもらえるんですよね。

 

お互いの業務のことを把握できていれば様々なメリットが感じられると思います。

 

お互い思いやる気持ちを持つ

介護士、看護師それぞれ相手を思いやる気持ちは大事です。

先ほど看護師でも昼のオムツ交換は行ってもらっていると話しましたが、もし看護業務で忙しければオムツ交換はいいから看護業務していてくださいって声をかける介護士も増えてきました。

 

これって看護師のことを思えばこそ出てくる言葉ですよね。

 

働く職員の多くがこういう相手を思いやる気持ちを持っていれば介護士と看護師との関係は良好な介護施設だと言うことができますね。

 

介護士と看護師は仲が悪くて対立ばかりしているの?についてのまとめ

介護士と看護師の仲が悪いと悩んでいる介護施設ってけっこう多いと聞きます。

 

やっぱり介護士と看護師の仲が悪い施設なんかでは働きたくないってのが本音ですよね。

 

施設の雰囲気も悪くなりますし、コミュニケーションも取りずらくなりますので、利用者に対して良い介護を提供するのも難しくなってしまいます。

 

介護士と看護師の関係が良くなる改善策を上げみましたが、もっとも大事だと感じるのはやはり上司がちゃんと対応してくれているかどうか?だと思います。

 

老健で上司と言えば看護師長、看護主任、介護主任になりますが、この方達がその介護施設をどううまくコントロールできるかによって介護士と看護師の仲はかなり違ってきます。

 

看護師の業務と介護士の業務の調整を主任がうまく調整することができていればそこまで介護士と看護師の関係がこじれることはないんじゃないですかね?

 

形だけ、また発言力のないような頼りない看護師長、主任の元で働いていると今はよくても将来的に苦労することになってしまいますよ。

 

自分の上司は頼りになる存在なのか?

 

自分で見極めることも大事ですよ。

 

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