介護士の給料は何故上がらない?その理由はあることが最大の原因!

介護士の給料
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こんちには!

介護福祉士のレン(@renkaigofukusis )です。

 

今回は介護士の給料が上がらない理由って何なんだろ?という疑問に答えてみます。

 

介護士の給料は安いからそんなところで働きたくないという意見も多くありますよね。

 

どこの介護施設も人手不足な状態なのに大変そう!

もっと給料を高くすれば人手不足も解消されるんじゃないの?

 

これって本当に正論ですよね。

 

給料が安い ⇒ 誰も働きたくない

 

じゃあ給料を高くすれば簡単に介護士の人手不足の解消ができるじゃん!

 

って考えてしまいますが、今の介護業界の現状ではそう簡単に給料を上げることができないのが現状なんです。

 

介護士はどこから給料をもらってるのか?

介護士は誰から給料をもらっているのか?と聞かれればもちろん自分が働いている事業所から支払われています。

 

働いている事業所から給料をもらう

 

これは当然の流れですよね。

 

では事業所はどこから報酬を得ているのか?

 

もちろん介護サービスを使っている利用者さんでしょ?

 

これは半分正解で半分不正解です。

 

事業所が報酬を得ているのは介護保険です。

つまり事業所は介護保険から報酬を得てその一部を介護士に支払っているということです。

 

介護保険の改定は3年に1回!

介護保険というのは3年ごとに改定が行われています。

 

その都度事業所はアレコレ対策を強いられているというのが現状なんですね。

事業所にとっていい改定であればうれしいんですが、うれしい話ばかりではなく、どちらかというとよくない話の方が多いんです。

 

よくない話の代表的なのが介護報酬の引き下げです。

 

介護士の給料が上がらない理由の一つが介護報酬の引き下げが原因

介護報酬とは事業所に支払われる費用のことです。

 

例えば事業所が利用者にサービスを提供します。(利用者が施設に入所して介護サービスを利用するということ)

 

この時に事業所はサービスを利用者に提供した対価としてサービス料が支払われます。

このサービス料が介護報酬ということです。

 

介護報酬の引き下げが行われると当然ながら事業所としての収入は減ってしまいますよね。

 

例えば今まで利用者がサービスを利用した場合2,000円もらっていたとしても、介護報酬の引き下げにより1,600円しかもらえなくなれば-400円の収入減ということですからね。

 

事業所の収入が減ることで直接的に影響があるのが介護士の給料です。

 

事業所も利益を確保しないといけませんので少ない報酬から利益を差し引いた分が介護士に分配(給料)されるということ。

 

これが介護士の給料が上がらない理由なんです。

 

介護報酬って全て介護保険から支払われるの?

介護報酬というのは1割は利用者本人からもらいます。

残りの9割を保険料、国、市町村でまかなうという計算なんですね。

 

利用者   1割
介護保険料 4.5割
国     2.25割
市町村   2.25割

これが介護報酬の内訳です。

じゃあ介護報酬を引き上げれば介護士の給料が上がるんじゃないの?

介護報酬の引き下げが行われて介護士の給料が上げられないのなら人手不足解消のために
介護報酬を引き上げればいいんじゃないの?

 

言葉では簡単に言えますけど、こればっかりは個人どころか事業所レベルでも対処することができません。

 

介護報酬というのは介護保険なのでそれを管理しているのは厚生労働省です。

国に対して個人がどうこう言っても…

アリが恐竜に立ち向かうようなもんですよ…

 

そうは言ってもこのまま介護報酬の引き下げが続けば介護士の人手不足は解消されないまま!

 

解消されないどころかもっと深刻な人手不足の状態に陥ってしまうかも!

ということで国が出した答えが処遇改善加算なんです。

 

 

全ての介護施設の給料が上がらないというわけではない

介護報酬の引き下げにより介護士の未来は絶望的だ…

介護報酬が引き下げられたのならどの介護施設で働いても高い給料はもらえない…

 

介護報酬の引き下げの話をすればどの介護施設で働いても同じでしょ?という考えになってしまいますが、けっしてそういうわけではありません。

 

介護施設の中にはできるだけ介護士に対して給料を出してあげたいと考えてくれる介護施設も多くありますよ。

 

介護保険の改定で「じゃあこうすれば報酬を下げなくて済む」、「こうすれば加算がとれる」というように対策をちゃんとしてくれる施設もあるんです。

 

逆に言うとそういう対策をしなければ今後施設として生き残れませんからね。

 

また備品の見直しや節電対策もこまめに行えばかなりの経費削減につながります。

 

そういった対策をしっかりして、介護士に対して優しいホワイト企業と呼べる施設で働きたいですね。